IELTSリスニング 2026年 予想と出題の焦点
IELTS(アイエルツ)リスニング予想2026。Part 1〜4の頻出シナリオ24件と音声前に予測すべきポイント、公式6設問タイプの解き方をまとめました。
結論から
IELTSリスニングは 約30分・4パート・40問 で、音声は1回のみ。このページでは 頻出の練習シナリオ24件 を、出やすいパートと設問タイプに対応づけ、公式の全6設問タイプの解き方もまとめました。繰り返しのパターンに基づく予想であり、流出音声ではありません。
| パート | 公式の場面設定 | 本ページのシナリオ数 |
|---|---|---|
| Part 1 | 日常会話(2人) | 6 |
| Part 2 | 日常的な独話 | 6 |
| Part 3 | 教育・研修の会話 | 6 |
| Part 4 | 学術的な独話(講義) | 6 |
形式:IELTS.org リスニング形式(2026年10月31日確認)。
学習法と注意事項
リスニングの「予想」とは、セクションの状況や設問のパターンを予想することであり、流出したスクリプトを読むことではありません。最近の練習パックも、標準的な4部構成の流れに沿っています:日常会話、日常的なモノローグ、教育や研修に関するディスカッション、そして学術的なモノローグです。
リスニングの構成は IELTSのテスト形式(IELTS.org) で確認してください。本番では音声は1回のみ再生されます。コンピューター受験では転記用の追加時間がないため、プレッシャーの中での綴りの正確さも実力の一部です。
セクション別のテーマ傾向
| セクション | 典型的な状況 | 先読み時に予想すること |
|---|---|---|
| Part 1 | 予約、問い合わせ、フォーム記入 | 名前、数字、日付、住所、制限事項 |
| Part 2 | ツアー、イベント、施設の案内 | 地図のラベル、分類、場所の順序 |
| Part 3 | 学習課題に関するディスカッション | 意見、提案、誰が何を提案しているか |
| Part 4 | 学術講義 | 主張、原因と結果、分類を表す語句 |
- 出題頻度の高い設問パターン:フォーム・ノート・表の穴埋め、地図や図面のラベル付け、マッチング、選択式問題
- ひっかけパターン:似た音のする数字、訂正される情報、本文の語句を誤った意味で使う選択肢
10〜12月期に重点を置く設問タイプ
最近の模試で穴埋め問題の減点が多い場合は、綴りと単数・複数の形を優先してください。マッチングや選択式問題が苦手な場合は、言い換え表現の理解と話者の態度の把握を優先してください。
細部
穴埋め問題
音声がその箇所に達する前に、空欄の文法を予想します。
- •数字で答えるか単語で答えるか
- •ハイフンを含む形
- •コンピューター受験では転記時間なし
意味
選択式問題・マッチング
選択肢だけでなく、設問文の主部に下線を引きます。
- •訂正の表現に注意する
- •語句が一致しそうな魅力的な選択肢を排除する
- •Part 3で誰が何を言っているかを追う
パート別の頻出場面:練習シナリオ24件
公式形式で各パートの型は決まっています。Part 1・2は日常場面(会話→独話)、Part 3・4は教育・研修場面(会話→講義)。その枠内で、2023〜2026年のリスニングパックでは同じ場面の系統が繰り返されています。以下はその系統で作成したオリジナルの練習シナリオで、パターンに基づく予想であり流出音声ではありません。
| パート | 練習シナリオ | 想定される設問 | 音声前に予測すること |
|---|---|---|---|
| Part 1(日常会話) | 電話で貸別荘を予約 | フォーム・メモ完成 | 日付、人数、1泊料金、1文字ずつ綴られる名字。ひっかけ:一度日付が変更される。 |
| Part 1(日常会話) | スポーツクラブへの入会 | フォーム・メモ完成 | 会員種別、料金、営業時間、持ち物。ひっかけ:平日のみ適用の割引。 |
| Part 1(日常会話) | 落とし物の届け出 | フォーム・メモ完成 | 特徴(色・素材・ブランド)、最後に見た場所と時間、電話番号。数字はペアや「double」で読まれることが多い。 |
| Part 1(日常会話) | 子どもの休暇キャンプ申し込み | フォーム完成、多肢選択 | 年齢制限、活動内容、お迎え時間、健康上の注意。ひっかけ:親が質問した活動と選ぶ活動が違う。 |
| Part 1(日常会話) | 旅行用の車・自転車レンタル | フォーム・メモ完成 | 車種、保険、保証金、返却時間。料金では「including(込み)」か「extra(別料金)」かに注意。 |
| Part 1(日常会話) | 自宅のネット回線工事の手配 | フォーム・メモ完成 | 住所と郵便番号、訪問日時、プランの速度と月額。郵便番号は英字と数字の混在に注意。 |
| Part 2(日常的な独話) | 歴史的邸宅と庭園のガイドツアー | 地図・平面図、多肢選択 | 位置表現:opposite, next to, at the far end, turn left。音声が始まる前に地図の現在地を確認。 |
| Part 2(日常的な独話) | 新しい公民館についてのラジオ放送 | マッチング、多肢選択 | 施設と階・曜日のマッチング。ひっかけ:計画されたが中止された施設。 |
| Part 2(日常的な独話) | チャリティーランのボランティア説明 | マッチング、多肢選択 | 役割と人・場所のマッチング、安全規則、時間。first / the next thing などの順序語が次の答えの合図。 |
| Part 2(日常的な独話) | 新しい美術館展示室の音声ガイド | 地図・平面図、多肢選択 | 展示物と部屋、開館時間、撮影ルール。設問はツアー順に並ぶので先走らない。 |
| Part 2(日常的な独話) | 地域のリサイクル制度の説明 | メモ・要約完成 | どの品目をどの容器に入れるか、回収日、罰金。複数形(bottles, batteries)のスペルミスに注意。 |
| Part 2(日常的な独話) | ホテル新人スタッフ向けオリエンテーション | マッチング、多肢選択 | 用件ごとの担当者、シフト、福利厚生。言い換えが多い(音声の perk が選択肢では benefit など)。 |
| Part 3(学習場面の会話) | 課題のアンケートを計画する学生2人 | マッチング、多肢選択 | 意見と同意:「I'm not sure that's right」は直前の選択肢を否定することが多い。誰が何を言ったかを追う。 |
| Part 3(学習場面の会話) | 発表への指導教員のフィードバック | マッチング、多肢選択 | 長所と短所。答えは最初に出た点ではなく、最終的に双方が合意した点であることが多い。 |
| Part 3(学習場面の会話) | フィールドワークについて話す学生 | フローチャート・表完成、マッチング | 行程の順序、機材、起きた問題。フローチャートは話者の順序どおりに進む。 |
| Part 3(学習場面の会話) | 卒論テーマの選択 | マッチング、多肢選択 | テーマを却下する理由(範囲が広すぎる、データがない)。最終決定の前に2〜3の選択肢が出てくる。 |
| Part 3(学習場面の会話) | 課題の研究手法を比較 | フローチャート・表完成、マッチング | インタビュー・質問紙・観察の長所短所。学術語彙:sample, bias, reliable, time-consuming。 |
| Part 3(学習場面の会話) | ビジネスのケーススタディを議論するグループ | マッチング、多肢選択 | 最大4人の話者:早めに声と名前を把握。マッチングの選択肢は企業の判断を言い換えていることが多い。 |
| Part 4(講義) | 都市養蜂についての講義 | メモ・要約完成 | メモは講義の見出しに沿う。聞く前に各空欄の品詞(名詞・形容詞・数字)を予測。 |
| Part 4(講義) | ガラスやコンクリートなど素材の歴史の講義 | メモ・要約完成 | 年代、場所、特性(durable, transparent)。「moving on to」などの合図が次のメモ項目の始まり。 |
| Part 4(講義) | 睡眠と記憶の講義 | メモ・要約完成 | 因果表現(leads to, results in)。研究の説明(対象、変化、結果)が出てくる想定で。 |
| Part 4(講義) | サンゴ礁再生の講義 | メモ・要約完成 | 工程と脅威(温暖化・汚染)。科学的名詞のスペルが重要で、1文字の誤りで失点。 |
| Part 4(講義) | 習慣の心理学の講義 | メモ・要約完成 | 定義と例(for instance, such as)。空欄に入るのは定義より例であることが多い。 |
| Part 4(講義) | 伝統建築と気候の講義 | メモ・要約完成 | 素材、地域、設計上の特徴(厚い壁、中庭)。対比表現(whereas, by contrast)で地域が切り替わる。 |
公式の全6設問タイプと解き方
IELTS.orgが示すリスニングの設問タイプです。各パート10問、音声は1回のみ、設問は音声の順に並びます。「よく出るパート」の列は一般的な練習問題の傾向であり、公式の規則ではありません。
| 設問タイプ(IELTS.org) | よく出るパート | 解き方 | 詳しい解説 |
|---|---|---|---|
| 多肢選択 | 全パート(特にPart 2・3) | 音声前に選択肢の違いに下線を。選択肢はほぼすべて言及されるので、最初に聞こえたものではなく「確定したもの」が答え。 | 攻略ガイド |
| マッチング | Part 2・3 | 選択肢は順不同、設問は音声順。紙面と同じ語ではなく同義語が使われる前提で。 | 攻略ガイド |
| 平面図・地図・図の名称 | 主にPart 2 | まず入口・方角・現在地を確認。方向は話者の位置を基準に説明される。 | 攻略ガイド |
| フォーム・メモ・表・フローチャート・要約の完成 | Part 1(フォーム)、Part 4(メモ) | 語数制限(例:NO MORE THAN TWO WORDS AND/OR A NUMBER)を厳守。スペルも採点対象で、ハイフン付きの語は1語と数える。 | 攻略ガイド |
| 文完成 | Part 3・4 | 答えを入れて文法的に正しい文になること。空欄の後の語から単数・複数が分かることが多い。 | 攻略ガイド |
| 短答式 | 全パート(特にPart 1・3) | 疑問詞(what, where, how many)に対し、音声中の最短の語句で、語数制限内に答える。 | 攻略ガイド |
アイエルツ・リスニング1週間強化プラン
- 11〜2日目:Part 1の正確さフォーム・ノート形式を2セット。答えは音声を聞きながらのみ書き込みます。綴りは厳しく採点します。
- 23〜4日目:地図とマッチング地図・図面形式を1セット、マッチングを1セット。本番を想定する練習では、セクション間のみで区切り、録音の途中では絶対に止めないでください。
- 35〜6日目:Part 3〜42026年パックから、ディスカッションの選択式問題を1セット、講義形式を1セット。間違えた答えはすべて、言い換えの見落とし、気の散り、綴りのいずれかとして記録します。
- 47日目:リスニング完全模試40問を制限時間内に解答します。採点後にスクリプトで復習してください。任意:IELTSリスニングの答え方 で頻出パターンを確認するのもおすすめです。
準備チェックリスト
- 模試の前にヘッドセットの音量確認をする習慣がついている
- 名前や数字で詰まらずにPart 1を完了できる
- 今月少なくとも2回は地図のラベル付けを練習した
- 誤答ログで綴りの間違いと理解の間違いを区別している
- 2026年リスニングパックの更新日を今週確認した
よくある質問
リスニングのトピックを正確に予想することはできますか?+
状況のタイプや設問のパターンを予想することは可能です。ただし、具体的な人の名前、場所、講義のテーマは毎回変わります。スクリプトを暗記するのではなく、対応力そのものを鍛えましょう。
アクセントは予想できますか?+
4つの録音を通じて、さまざまな英語のアクセントを想定しておく必要があります。特定の国の英語だけを練習するのではなく、複数のアクセントが混ざった音声で慣れておきましょう。
コンピューター受験ではリスニングの問題が変わりますか?+
出題内容と採点基準は同じ試験の仕組みに沿っているため変わりません。実務的な違いは、音声を聞きながら解答をタイピングし、解答用紙への書き写し(転記)時間がないという点です。
音声を聞きながらスクリプトを読むべきですか?+
本番シミュレーションとしてはおすすめできません。スクリプトは採点後に使って、どのパラフレーズ(言い換え)を聞き逃したのかを確認するのに活用しましょう。
さらに問題セットを見つけるには?+
まず2026年版のリスニング問題集を解き、続けて過去の年度分を量こなすのが効果的です。フォーム穴埋めなど設問タイプ別の攻略ガイドも併せて活用しましょう。
