IELTS 英検・TOEIC・TOEFL換算表【2026年版】
アイエルツ(IELTS)のバンドは英検・TOEIC・TOEFLで何点くらい?文部科学省のCEFR対照表、ETSの新TOEFLスコア対照、TOEICのCEFR基準をもとに目安を整理します。
結論から
換算は公式の同等性ではなく、CEFRを介した目安です。文部科学省の対照表では、IELTS 7.0〜8.0がCEFR C1(英検1級)、5.5〜6.5がB2(英検準1級)、4.0〜5.0がB1(英検2級)に並びます。TOEICとIELTSには公式の換算表がありません。
| CEFR | IELTS | 英検 | TOEFL iBT(新1〜6) |
|---|---|---|---|
| C2 | 8.5〜9.0 | なし | 6 |
| C1 | 7.0〜8.0 | 1級 | 5〜5.5 |
| B2 | 5.5〜6.5 | 準1級 | 4〜4.5 |
| B1 | 4.0〜5.0 | 2級 | 3〜3.5 |
出典:英検 IELTSについて(文部科学省資料に基づくCEFR対照表)、ETS TOEFL iBTスコアスケール変更(いずれも目安、最終確認 2026-10)。
換算表を見る前に知っておきたいこと
IELTS、英検、TOEIC、TOEFLは、目的も問題形式も採点方法も違う試験です。そのため「IELTS 6.5=英検○級」と一対一で決まる公式の換算はありません。ここで紹介する表は、各試験をCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に対応づけた資料をもとにした目安です。
IELTS公式のIELTS and the CEFRも、CEFRは試験同士を厳密に換算するためのものではないと説明しています。例えばC1の境目はIELTS 6.5と7の間にあり、C1を確実に求める機関は7.0を条件にすることがあります。バンド8.5以上はC2、8.0は境界とされています。
IELTS(アイエルツ)と英検・CEFRの対応表
英検のIELTS紹介ページには、文部科学省の資料をもとにした「他の資格・検定試験とCEFRとの比較対照表」が掲載されています。日本の大学入試や留学準備でよく参照される表です。
| CEFR | IELTS | 英検 | TEAP | TEAP CBT | TOEFL iBT(旧0〜120) |
|---|---|---|---|---|---|
| C2 | 9.0〜8.5 | なし | なし | なし | なし |
| C1 | 8.0〜7.0 | 1級 | 400〜375 | 800 | 120〜95 |
| B2 | 6.5〜5.5 | 準1級 | 374〜309 | 795〜600 | 94〜72 |
| B1 | 5.0〜4.0 | 2級 | 308〜225 | 595〜420 | 71〜42 |
| A2 | なし | 準2級プラス・準2級 | 224〜135 | 415〜235 | なし |
| A1 | なし | 3級 | なし | なし | なし |
TOEFL iBTの新スコア(1〜6)とアイエルツの目安
TOEFL iBTは2026年1月21日以降の試験から、1〜6の新しいスコアに変わりました。ETSのスコアスケール変更の案内では、IELTSの総合バンドと新スコアの対照、旧0〜120点の要件を新スコアに置き換える目安が公開されています。新しいスコアレポートには、移行期間の2年間、旧0〜120点に相当するスコアも記載されます。
| IELTS 総合 | TOEFL iBT(新1〜6)の目安 |
|---|---|
| 8.0〜9.0 | 6 |
| 7.5 | 5.5 |
| 7.0 | 5 |
| 6.5 | 4.5 |
| 6.0 | 4 |
| 5.5 | 3.5 |
| 5.0 | 2.5 |
| 4.5 | 2 |
| 4.0 | 1.5 |
旧スコアの出願要件は、ETSの目安で100点が新5、90点が4.5、80点が4、70点が3.5に相当します。出典:ETS(目安、最終確認 2026-10)。
TOEICとIELTSの関係
TOEICとIELTSを直接結びつける公式の換算表はありません。比べるときは、ETSが公開しているTOEICとCEFRの対応(PDF)を使い、CEFRを経由して考えます。ETSも、この最低点は厳密な合否ラインではなくガイドラインとして使うよう説明しています。
| CEFR | Listening(5〜495) | Reading(5〜495) | Speaking(0〜200) | Writing(0〜200) |
|---|---|---|---|---|
| C1 | 490 | 455 | 180 | 180 |
| B2 | 400 | 385 | 160 | 150 |
| B1 | 275 | 275 | 120 | 120 |
| A2 | 110 | 115 | 90 | 70 |
| A1 | 60 | 60 | 50 | 30 |
各レベルの最低点の目安です。出典:ETS「Mapping the TOEIC tests on the CEFR」、最終確認 2026-10。TOEIC L&Rだけでは話す力と書く力が測れないため、IELTSのWritingやSpeakingの目安にはなりにくい点に注意してください。
換算の目安を上手に使うコツ
- 出願先やビザが求めるのは「IELTS ○.○以上」という具体的な条件です。換算表で代用できるかは、必ず募集要項で確認しましょう。
- 総合スコアだけでなく、技能別の最低点(例:各技能6.0以上)があるかを見ます。
- 英検やTOEICで高得点でも、IELTSは形式が違うため、1回は時間を計って模試を解いてから目標を決めます。
- IELTSのバンドの決まり方はバンドスコアの解説で確認できます。
今のアイエルツのレベルを確かめる方法
換算表はスタート地点の目安にすぎません。いちばん確実なのは、本番と同じ時間配分でListening・Reading・Writing・Speakingを一度ずつ解き、技能別のバンドを出すことです。そこから目標までの差を見て、学習の優先順位を決めましょう。
英検やTOEICのスコアをすでに持っている人は、換算表で出した目安と模試の結果を比べてみましょう。差が大きい技能があれば、WritingのTask 1の図表説明やSpeakingの試験官との対話など、IELTS特有の形式に慣れていないサインかもしれません。
次の練習
よくある質問
英検準1級はIELTSの何点くらいですか?+
文部科学省の対照表では、英検準1級とIELTS 5.5〜6.5がどちらもCEFR B2に並んでいます。公式の換算ではなく目安なので、実際のIELTSのスコアは模試で確認するのが確実です。
TOEIC 800点はIELTSの何点ですか?+
TOEICとIELTSの公式の換算表はありません。ETSのCEFR対応では、ListeningとReadingの最低点の合計がB2で785点にあたりますが、IELTSのWritingとSpeakingは別に測る必要があります。
TOEFL iBTの新スコア5はIELTSの何点ですか?+
ETSの対照では、IELTS総合7.0がTOEFL iBT新スコアの5にあたります。旧スコアの100点も新スコアの5が目安です。
IELTS 7.0はCEFRでC1ですか?+
IELTS公式によると、C1の境目はIELTS 6.5と7の間にあります。C1を確実に求める機関は、IELTS 7.0を条件にすることがあります。
